概要
楢葉町の商業施設「ここなら笑店街(しょうてんがい)」は、 東日本大震災からの復興のシンボルとして、平成30年6月26日にオープンしました。スーパー、ホームセンター、飲食店、ベーカリー、理容室、クリーニング店等の計10店舗が入居しています。
「ここなら笑店街」は、楢葉町のコンパクトタウン「笑(えみ)ふるタウンならは」の中にあります。楢葉町役場からも近い、国道6号線沿いの便利な場所に立地しています。店舗の前には、共同駐車場(約90台)を設置しています。
同じく「笑(えみ)ふるタウンならは」の中にある「みんなの交流館 ならはCANvas」では、飲食ができるイートインスペースの他、貸室として多目的室、バンドルーム等もございます。震災・復興に関するパネル展示や、イベントも開催しておりますので、こちらも合わせてぜひご利用ください。
誕生ヒストリー
1東日本大震災発生〜仮設店舗の営業開始
平成23年に東日本大震災が発生し、楢葉町全ての住民が一時的に町を離れることになりました。そうした中で少しでも早く復興を後押しするために、平成26年7月31日に仮設店舗の営業が開始されました。
仮設店舗に入ったのは、楢葉町に縁のある、飲食店「おらほ亭」と「武ちゃん食堂」、スーパーの「ブイチェーン 楢葉店」の3店舗です。楢葉町役場の駐車場で営業を始めた仮設店舗が、現在の「ここなら笑店街」の前身となる「ここなら商店街」です。
2みんなに愛された仮設店舗「ここなら商店街」
ここなら商店街は、町に帰ってきた人たちが交流する大切な場所となりました。「ここなら商店街」には、“「ここなら」食べたり、買ったりできる”という意味と、“「ここ」は「ならは(楢葉)」”という意味が込められていました。
3「ここなら商店街」から「ここなら笑店街」へ
仮設店舗「ここなら商店街」の営業が開始して4年後の平成30年6月に、住民の生活環境をより良くするため、現在の「ここなら笑店街」がオープン。店舗数も3店舗から10店舗となり、場所も役場の駐車場からコンパクトタウン内へと移動しました。
4「ここなら笑店街」が目指しているもの
「ここなら笑店街」という名称は、多くの人に慕われてきた仮設店舗「ここなら商店街」の名称を残しつつ、“みんなが笑顔になれる商店街になってほしい”という気持ちを込めて、名付けられました。
「ここなら笑店街」に来たら「笑顔」になれる。そんな施設を目指しています。
先の見えない不安の中、平成30年6月に「ここなら笑店街」がオープンしました。ご利用をいただいている皆様のおかげで、2024年6月にオープン7年目を迎えました。まだまだ、お客様にはご不便やご迷惑をおかけしている事は多々あると思いますが、これからもテナント全店で努力してまいりますので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
イベント
星空酒場
ここなら笑店街中央広場に”外飲み”ができる会場を設営します!テナント各店舗より購入した美味しいお酒やおつまみを、星空の下で楽しむことができます。
ならSUNフェス
町内の農業を盛り上げよう!と始まった「ならSUNフェス」は、毎年多くの方にご来場いただける人気イベントです。楢葉町産野菜の販売・品評会や、名産のゆずを使った酒の販売、楢葉町産酒米でつくった日本酒の試飲・販売ブースがあります。多種多彩な出店に加え、ステージ企画も充実。大人から子どもまで楽しめるイベントです。
クリスマスイルミネーション点灯式
12月になると、ここなら笑店街中央広場もイルミネーションでクリスマスムードに♪各テナントによる限定メニューの販売に加え、サンタクロース&トナカイから子どもたちへのプレゼントもあります。素敵な歌声で一気にクリスマスムードになれるスペシャルミニライブも大人気!イルミネーションは年明けまで楽しめます。
笑ふるタウンならは新春イベント
ここなら笑店街、みんなの交流館ならはCANvasを含む笑ふるタウン内でおこなわれる新春イベントです♪テナントはもちろん、地域の団体や企業にもご協力いただき、イベントをつくり上げるのが特徴です。餅つき大会や、ゲーム大会、伝統料理の振る舞いの他、お楽しみ福袋大抽選会等盛りだくさんのイベントです。